代々木ゼミナール、サテラインゼミのシステム

代々木ゼミナールは、サテラインという衛星通信方式の
講義システムを導入しています。1989年に衛星通信
利用を開始し、4年後には 放映チャンネル数を
2チャンネル化して以来、チャンネル数を増加させていき、
2003年には、同時に8つの講義を送信できるデジタル
8チャンネル化へ。それに伴い衛星授業は大きく躍進しました。

現在、代々木ゼミナールの代々木校には、サテラインゼミ
撮影教室が9教室あって、各教室にそれぞれ3台のリモコン
カメラが設置されています。 そして、それらは9つの
調整室で全てコントロールされています。

受講生の事を常に考えながら教壇の講師達を撮影。その
授業を 上空36000Kmに静止している通信衛星
JCSAT-3号衛星を経由して、約2.5秒後には
全国へ向けてリアルタイムにお届けしているのです。

代々木ゼミナールのサテラインゼミ受講生は、あたかも
今 代々木ゼミナールの代々木校の教室にいるかのような
臨場感の中で講義を受講することが可能になるわけです。

また、代々木ゼミナールのサテラインゼミではワイプ手法
を用いています。ワイプ手法とは、前の板書の一部を画面上
に残したまま新しく板書された画面を映し出していくもので、
サテラインゼミの受講生でも講師の講義を聞きつつ、ノート
も最後までしっかり写せるというバックアップも万全です。